ホテルコーディネートから学ぶこと
こんにちは。
インテリアコンサルタントの内藤 怜です。

私は次女が生まれる前まで、ホテルや結婚式場などの空間コーディネートとして仕事をしていました。
正式に言うと、輸入業で、オーナーさんにプランニングしつつ、海外の物を買ってもらうという仕事です。
桁も数千万・億といった驚異的な額を扱っていました。
そう、ホテルを建てたり、式場が経つのには相当な額がかかっているのです。
でも…
もちろんそんな大きな金額ではありましたが、抑えるところは抑えて…
でも素敵な空間に仕上げること。
ここの腕が問われる職種でもありました。
その中でも、成功する建物にはある意味法則がありました。
それがお金のかけ方だったんです。
思ったより費用は掛かっていないのに、素敵に見えるホテルや結婚式場に共通したことといえば…
- ・ロビーをはじめ顔となる部分の家具はヨーロッパ製に
- ・客室内の作り付け家具は中国製・座る椅子はヨーロッパ製
- ・エントランスのアイアンドアはイギリスのロートアイアン
- ・建物を囲むフェンスは中国製のロートアルミ
- ・バンケットのメインのシャンデリアはスワロフスキー
- ・それを囲むものはアスフール社のクリスタル
- ・メインは手で打って作る段通
- ・廊下部分は同じ柄のアキスミンスターカーペット
…とこれはほんの一部ですが、
上にあげたように…
メリハリをつけて仕上げていくことが多くありました。
そうすると…
不思議と不思議…

見せ場をきちんと仕上げているので、抑えている部分も高価なものと同等の物に見えるという魔法がかかるのです。
つまり、費用のわりにものすごく高級感あふれる空間に仕上げることが出来るんですね。
しかも…
実際に、ホテル側からしても、【これは○○のシャンデリア】です。
と文句としても使えるということで…
この提案は、オーナーさんからも喜ばれることが多かったです。
しかも…皆さん勘違いしがちなのですが、すべて高価なものにすればいいというわけではないんです。
それでは逆に品がなくなってしまう…
引き立て役やあまり出しゃばりすぎないで、
主役を引き立たせるというのも実はコーディネートでは大事だったりします。
で‥‥
実はこの手法。
住宅でも同じなんです。
仮にお友達が遊びに来たとします。
あなたのお友達は家の隅々まで見渡すでしょうか。
埃を見つけて、あなたに文句を言う姑のようなことはしませんよね?
そう、つまり、あなたのお友達が通る場所、目にする場所、触る場所
そこをきちんと整えれば、多少の粗があっても、素敵なお家に見えるんです。
あとは購入する家具もそうですよね。
すべて高いものを買う必要はないんです。
わがやにもIKEAやニトリは結構な数あります。
でも…

それらをどちらかというとサブとして使っていて…
メインに自分が奮発した家具を置いている。
なので…
みなさんこれがIKEA!?と気づかないんです。
そう、結婚式場と同じ手法が生きているんです(笑)
これは本当に使えます。
ちなみに…
逆にするとどうなるかというと…
つまりメインにファストインテリアの家具を持ってくると…
逆効果になります。
つまり一流のブランド物も、IKEAと間違えられたりします。
これね~~~結構やっている人いるので…
そしてかなりもったいないことなので…
気を付けてみてくださいね。
それでは今日も最後までご覧いただきありがとうございます。