なぜそこに!?まさかのミス
こんにちは、インテリアコンサルタントの内藤 怜です。
先日お客様からこんなご連絡がありました。
この会話…ちょっとおかしい気がしませんか。
だって、お願いしているのは施主で、間違えたのは側。
直すのが当たり前でしょ!!!!!!!
と思いませんか?!
でも…この状況になってくると、施主側も
「やり直してというと申し訳ない気がして…」という気持ちが出てきたり、
「工期が伸びると言われると、それも嫌だし、そのままでもいいかな…と思ってきて」
と妥協なさる方が結構多いんです。
これまでにも過去に、床の材料がトイレと洗面室で逆に貼られてたけど、引っ越しまで時間がなかったので、諦めました…
とか
他にもびっくりしたのが、A4で縦で入れる棚をお願いしたのに…
横にしか入らなくて…完全な勘違いをされていて…
でも「作り直してというのも申し訳なくて…」と
A4ファイル用に、数十万かけて注文した棚を20年間、A4ファイルを入れることなく過ごした方もいらっしゃいました。
これって…私からしてみればありえなさすぎるのですが…
実際に人がやることなので、こういったミスは結構耳にします。
そしてこういうミスが起こる一番の理由…
それが側の意図を把握できていないからなんですよね。
つまり施主がどんな風に暮らしたいと思っているか。
ここが現場まで届いていないことが多かったりします。
品番や数字でしか控えていなかったりすると…現場側って経験からの思い込みで進めることがあり…そんなミスが起きるんですよね。
私も側にいた時に、ミスが起きない方法として、施主がどうしたいかを共有し想像しよう!と社内で熱く言っていたことを思い出します(笑)
でもそうはいっても怒るのがミス…
そんな時は。私が側にいた時もそうですが、まず間違ったときは施主と相談し、その上で方法を考えるという風に進めるのが、
一般的でしたが…
優しいお施主さんがしぶしぶ諦めてしまうという状況が非常に多く…
私としても「ん・・・・・・」ともどかしく感じることがよくあります。
というのも…このお部屋は、寝室。
アクセントウォールをベッドヘッドにする予定で進めていたんです。
こんな風に…工事ってえ!?そんなことある!?ってことが結構起きたりします。
私が現場にいる時は、それがわかっていたので、もう何度も何度も伝えて、
職人さんにもどんな空間にしたいかを共有することに時間を惜しみませんでした。
時には心配性だよ…と言われましたが(笑)
でもそこまでして初めて問題が起きなかったので、大げさではなかったと思っています。
だからと言って、今から家を建てる方やリフォームする方にそこまで心配してほしいわけではないのですが…(笑)
そういう可能性もあると分かった上で、現場を見に行ったり、屋さんとお話ししておくと、問題は起きづらいので…(^_-)-☆
今回のお客様も最後の最後に寝室のクロスには驚きましたが…(笑)間に合いましたし、
事前に気を付けていたので、問題もだいぶ回避できました(^_-)-☆
家づくりは本当にエネルギーを使います。それだけにみんなで円満に進めていきたいですよね…
そういう意味でも、その意識を少し持つだけで良好に、かつ想像通りの空間が仕上げることが出来ますよ。
さて、1月29日(金)に開催するキュンとときめくお部屋作り講座では、これから家づくりを始める人には
ぜひ知ってもらいたい情報を沢山お伝えします。
詳細はこちらです
こんな工事裏情報なども…経験のある私だからこそお伝え出来ますよ。
知っていると知らないでは大違いですからね。
当日は換気を十分に行い、感染対策を十分にとってお出迎えさせて頂きます。
ぜひ遊びに来てくださいね。