HSPが落ち着ける部屋づくり5選

五感を満たす“私の安心空間”へ


 

 

「なんだか落ち着かない…」
「疲れてるはずなのに、部屋にいても休まらない」


そんなふうに感じるとしたら、
もしかすると “五感が満たされていない” のかもしれません。
 

HSPさんは五感がとても繊細。
だからこそ、「自分にとって心地いい感覚」を空間に取り戻すことが、
何よりも大切なんです。
 

特に、視覚情報は人の脳に入る情報の8割以上とも言われるほど強力。
見えているもの、見えていないけど感じているもの
そのすべてが、あなたの“安心”や“疲れ”に直結しています。
 

今回は、HSPの私自身が実践している、

【五感】から整える部屋づくりの5つのポイントをお届けします。

 

 

①視覚:色・光・見える景色を“余白”で整える

 

 

 

まず最優先したいのが“目に見えるもの”。

ごちゃごちゃした空間は、HSPの脳にとってノイズになります。
だからこそ、「余白」がとても大切。

  • カーテンを柔らかい色にする

  • テーブルの上は“空っぽ”をデフォルトに

  • 窓から見える景色が整うように、カーテンの開け方を見直す

余白のある空間は、心に呼吸を取り戻します。

 

②触覚:肌にふれる素材を“やさしく”選ぶ


 

HSPさんは、触れるものの違和感にも敏感です。
 

  • 毛羽立ったラグにイライラ

  • 化学繊維のカーテンがなぜか落ち着かない

  • ツルツルしすぎるソファに違和感…
     

そんな時は、「ふれるもの」=自分の感情の入り口だと思って。

リネン、コットン、ウールなど、自然素材に変えるだけで、
部屋の波動もグッと落ち着きますよ。

 

③嗅覚:香りは“記憶”と“安心”をつなぐ

香りには、感情を一瞬で変える力があります。

  • 好きなアロマを数滴、ディフューザーに

  • 木の香りがする家具をひとつ置く

  • 布類に天然のリネンスプレーを

大切なのは、“自分の記憶とつながる香り”を選ぶこと。

好きな人と過ごした部屋、旅先のホテル、思い出のカフェ
あなたの心が緩む“香りの記憶”を空間に戻してあげましょう。
 

 

④聴覚:静寂の中に、やさしい音をひとつ
 

 

 

HSPさんは「音」にもとても敏感。
でも、実は“静かすぎる空間”も緊張を生みます。

 

  • 小さな風鈴の音

  • 小鳥の声のBGM

  • 揺れる観葉植物がカサカサと鳴る音

  •  

こうした“自然のリズム”を取り入れると、
音の刺激が“癒し”に変わっていきます。

 

⑤味覚:“ほっとする時間”に小さな居場所を

 

 

最後は、見落とされがちな“味覚”。
でも、HSPさんにとって 「安心して食べる場所」はとても重要です。
 

  • お気に入りのマグカップを1軍に

  • おやつの定位置を決めておく

  • 食べる場所を「やさしい光が入る窓辺」にする

味覚は、“満たされ感”と直結しています。

あなたがリラックスできる“小さなカフェ”を、部屋の中に作ってみてくださいね。
 

 

おわりに:安心は、外じゃなく“わたしの中”にある

 

部屋を整えるって、「足りないから足す」ってことじゃないんです。
 

HSPの私がたどり着いたのは、
“自分にとって心地よい感覚”をひとつずつ思い出して、
それを部屋に還してあげること。

 

それだけで、
あなたの空間はきっと
「世界でいちばん安心できる場所」に変わっていきますよ。
 

 

「わたしの安心できる空間をつくりたい」

そんなあなたに、毎週月曜日、レイチェルが“ラブレター”をお届けしています。
⇒ [メルマガ登録はこちら]

 

Recommend Column

支配しない子育て インテリアから学んだこと 子育てって、つい「正しい形」に導こうとしてしまう。 ・勉強しなさい ・片付けなさい ?・こうしな‥ 続きを読む
ダイニングテーブルは兼用しない 家づくりの相談に乗っていると 「ダイニングテーブルがごちゃついてしまうんです…」 と悩む人がとても多い。 ‥ 続きを読む
風水とインテリア これって風水的にどうですか? 今まで何度か聞かれたことがあります。 風水といえば、 西の方角に黄色いものを置く 玄関に‥ 続きを読む