ミニマリストに憧れたけど…
お部屋が心地よくならない理由
こんにちは、ドアを開けた瞬間キュンとする景色をご提案。
インテリアコンサルタント 内藤 怜です。
前回からお届けしているシリーズ。
これまでの皆さんのお悩みをふと思い起こした時に…
こういうタイプの人は、こうなりやすい…
というのを発見したので、これからシリーズでお届けしたいと思います。
もし当てはまっていると思ったら、ぜひ参考にしてみてくださいね。
第2弾も、断捨離や片づけをして、ミニマリストを目指していた方です。
当店のお客様でも結構多いケースです。
前回とはまた違ったお部屋の状態になっていることが多いので、
今日はこちらのケースもシェアしたいと思います。
お部屋がどうも心地よくない…そう感じた時にまずピンとくるのが、断捨離・片付けだと思います。
気軽に始めやすいですし、効果が出やすいので、とりかかりやすいですよね。
でも…
これを続けても続けても、なんか違う…
そうお思い続けている方、結構いらっしゃいます。
でそういう方のお部屋を拝見すると…
お話を聞いてみると…ソファも、ベッドも捨ててしまったとか…
残っている家具は、
ダイニングセットと大量のカラーボックス
そして広い床。
確かに最近はミニマリストも流行り、ブログやYoutubeでも、大物家具を処分した話、よく見かけます。
確かに大物家具がなくなれば、部屋はスッキリしますよね!
その暮らし方が合うのであれば、それはそれでいいと思います。
ということは、そこには大きな理由がありますよね。
それがミニマリストの方が求める心地よさと、その方が求める心地よさが全く違うものだったから
なんですね。
そう、つまり断捨離や片づけに執着したあまりに、
心地よく生活するための空間がなくなってしまっていたんです。
食べるも寝るも、全て家の中で済ますことが出来るけど、
ただそれだけの空間になっていたんです。
それでは心地よい空間にはなりません。
心地よい空間と感じるには、
ワイワイと会話を楽しみながら食事をとれるダイニングがあり、
ゆったりと身体をリラックスさせながら、心身ともにリフレッシュするリビングがあり、
疲れを解きほぐしながら、ゆったりと寝れるスペースが
大きさを問わず(←ここ重要!)必要なんです。
でも…
断捨離に執着するあまりに…そこのスペースまでなくしてしまう。
簡単に言うと、引っ越したての家に戻している感じ…
そうすると、心地よくなるどころか、ますます居心地悪くなってしまうんです。
しかも
そういう傾向にある方に多いのが…
物を処分することが多いので、物や家具に投資をするという発想が出ずらくなっています。
つまり…
結果又とりあえずの物を招きがちになり…負のスパイラルに陥ってしまうんです。
これ、割とはまっている人が多いので、要注意です。
ではこういう傾向にある人が何をしなければいけないか。
というと…
まず自分自身が心地よいと感じるシーンを自分のお気に入りの物で作りこむ。
ことが肝心になります。
もはや今までと逆の発想。
さて、
9.10,11月に久しぶりにリアル講座開催します。
当日は、そんなお部屋のお悩みをお聞きできる時間もご用意しています。
何をやっても心地よくならない!
そう思われた方は、ぜひ遊びに来てくださいね(^_-)-☆