リフォーム業者の見積もりの罠って!?
会社勤務経験を活かして御見積もりチェックします!
こんにちは。
ドアを開けた瞬間キュンとするお部屋を作る
インテリアコンサルタントの内藤 怜です。
先日お客様がリフォーム会社に依頼した見積もりをチェックしていました。
正直見積もりというのは、会社によって作り方が違います。
というよりも…
正確にいうと、
その下請けに居る職人さんの出し方で変わってくる。
というのが、一般的です。
同じ工事内容でも、
現場を見た担当者が伝えた内容を、各職人が
- どう工事するか
- どんな材料を用意するか
項目別の分け方で変わってきます。
なので、正直細かくて難しい…
わからない部分は多いです。
現場を見ている時は、よく職人さんに質問して聞いて、材料の名前を憶えていました。
それでも職人さんはその道30年とかそれ以上なわけで…
その職人さんの内容をすべて把握するには、現場経験10年では全然甘く…
それ以上に重ねないと把握できないのが、この業界だと思います。
それだけに、正直お客様からすると、それを見たところで、
それが安いのか高いのか…
わからないのが当たり前
なんですよね。
それなのに、見積もり一度、あって2度で契約しなければならないこの業界…
多くの方がある程度の信頼と、勢いで進めているようにしか感じられません。
そんな中、少しの安定剤として作用するのが
相見積もり
でも…
これを比べたところで、一番高いところはやめて、
中ぐらいで決める
という、微妙な判定基準が出来てしまうのも、どうかな~と感じる次第です。
で…
当店では、
お客様のお見積もりチェック
というのをさせて頂いております。
上にも申し上げたように、各社見積もり方が違うので、完全に比較というのはできませんが
見てみると…
明らかにここが重複している…
とか
明らかにここが高い…
とわかることがあります。
逆もありきです。
明らかにここが安すぎる…
ということもあります。
で…
実はそこが結構大事。
- どうして高いのか、
- どうして安いのか。
やはり物事には理由があって、それをきっちり分かったうえで、進めていかないと…
後々後悔することが多いんです。
今回も
「もうここでお願いする方向で!」
とお客様が決めていらした業者の見積もりを見て、明らかに違和感を感じました。
正直これを伝えたら、
お客様的には固まった意思をゆるがしてしまうかもしれない…
と正直躊躇もありました。
でも…
今しかチャンスはありません。
その内容を率直にお伝えしたところ、
お客様ご自身も年末年始、改めてこれまでもらった見積もりを色々と比較検討して
見ていると…
「確かに…」
とお気づきになり、再度検討することになりました。
正直見積もりって細かくて…
基本世間一般の方には、
ほとんどわからないぐらい細かく作られている
いや…
わからないように、細かくしている!?
部分もあります。
見ていても、わからないし、
ま、担当者の方いい人だし、ここでいっか!
そう思わせる力が見積もりにはある気がしてなりません(笑)