外壁の色選び
こんにちは、インテリアコンサルタントの内藤 怜です。
インテリアで一番難しいもの。
それは塗装の色選びだと私は思います。
色は面積で感じ方が違うというのは有名な話ですが、それだけでなく、
どこに塗るか、何にするかでも感じ方がかなり変わってきます。
実際に、北の部屋と南の部屋では、同じ色でも感じ方が違うことも多いですし、
壁に塗るか、家具などの物体に塗るかでも、全く感じ方が違います。
なので、私も基本はサンプルをとり、なるべく実際の状況を再現してから、塗装することが多いです。
今日も子供部屋の色を塗り替えようと、サンプルとって画用紙に塗って、壁でイメージしていました。
一年に一度は模様替えがしたくなります(笑)
さて…
そんな塗装の中でも、またまたハードルが高いもの。
それが外壁の塗装
だと私は思っています。
というのも、外壁塗装は、足場なども含まれるので、相場で金額が100万以上が多いです。
つまり、色違ったね…また塗りなおそう!となれない!!!!
10年近くは我慢しなければならないんです…
それだけに、無難になりがちなのも外壁の色だと思います。
でも100万かけるなら、修繕だけでなく、雰囲気を一新、気分を一転したくなりますよね。
でも…そうなると難しいのが色選ぶ。
時々お見掛けする、
あ~~~やっちゃったな~パーターン(苦笑)
良く散歩をしていると、出会うカラフルなお家…
おそらくこの方たちは、せっかくだから、海外みたいなオシャレな外壁にしよう!と思って、
↑この気持ち物凄い分かります!
でも、小さいサンプルで一番きれいな色を選んでしまったんだろうな…
と経緯まで想像できる…??
そう、やりがちなんですよ~
小さいサンプルで本当に好み!と感じる色をそのまま選ぶと、塗装は大変なことになる。
まずは皆さんこれだけでも覚えておいてください。
コツは、もし色味を壁につけたいなら、選んだ物の2トーンぐらい暗いものを選ぶようにする。
こうすると、あなたが求める色のイメージになります。
で…
とにかく実際に塗装する前に、A4サイズのサンプルを作ってもらい、外で壁に充ててみてください。
これできれい?と感じる場合もまだまだ要注意。
もうワントーン下げてもいいかもしれません。
そう、それぐらい、面積が広がると明るくなるということをまず肝に銘じておいてください。
恐らく、小さいサンプルで選んだときは、「え!?ちょっとくすんで暗すぎじゃない!?」
そう感じるぐらいがちょうどいいです。
ここめちゃくちゃ大事なので覚えておいてください。
さて、話は戻り…今回は、実家の外壁を塗装するということで、親から相談がありました。
そしてそのタイミングで、ドアも変えたかったようで…
最初は水色のドアに惹かれたものの、やっぱり派手かな!?飽きるかな!?
と言っていたので、初めに惹かれたものにした方をお勧めし、そのドアが上品に見えるように、外壁の色を提案しました。
それが、グレージュ系
お母さんも最初は、これ濃すぎない!?なんて言っていましたが、
これぐらい濃くて、ちょうどいいぐらいだよ!!と私から念押し。
結局、完成した外装がこちら。
ね!ドアがとてもおしゃれに見えるでしょ(^_-)-☆
もしここで、とにかく明るい白を選んでいたら、このドアの水色もあり、可愛すぎるお家になっていたでしょう。
でも、外壁の色を少し抑えたことで、上品な玄関になりました。
色を取り入れたいときは、そこに合わせる色がとにかく肝心です。
中でも、グレーやベージュが買った色は、ほんといい仕事をします。
↑ここはかな~~~~~~りなポイントですので(^^♪
もしアクセントウォールや、ドアに色を取り入れる時は、ぜひ検討してみてくださいね。
それにしてもこのYKKのドアは、夜もこんな感じで可愛い?
それでは今日も最後までご覧頂き、誠にありがとうございます。
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