子供がピアノをやめたくない理由
子供だって一生懸命生きている
こんにちは、インテリアコンサルタントの内藤 怜です。
我が子は小学校1年生と3年生の女子です。
最近は親の言うとおりに動かないことが多くなってきました。特に長女
なんて子供だましの誘いには乗りません。
本人が嫌なら、やらない。そこを徹底してきます。
最初は私も戦ってみますが…もう本当に頑固(笑)
でもしばらくすると、見えてくることがあるんです。
先日も長女がピアノを練習しなくなってきて、
もうやめる?と言っても、
と言い出したことがあったんです。
親ならつい言ってしまいます(笑)
そしてその日、ピアノだったのですが…(我が家はコロナ以降、先生に家に来てもらっています)
どうやらピアノで指使いのことで30回以上怒られていて…もう本人が辛そうで…目を閉じていたんですね。
殻に閉じこもったのがわかった瞬間でした。この状況が何回か続きました。
これまで先生が優しいので、続けられてきたのですが、ピアノを始めて3年目。
そろそろ細かい部分に入り…
長女の性格とピアノの特性を考えた時に、この子には合わない…。そう思いました。
長女はマイペースで自由奔放にしている時に、ものすごく生き生きとする性格なので、そこを伸ばすことを考えよう。
彼女のその姿を見て、心改めました。
しかも、どうしてピアノをやりたくないのに、続けたいの?
と聞くと…
と最後にポロリと教えてくれました。
実は長女。かなりマイペースなんですが、そういうおませなところもあって…
普段はズボンしかはかないし、社交性もそこまでないので、誰とでも仲良くなる次女を羨ましがっている一面を持っていたり…
先日書いた漫画では、(絵がとにかく得意で…)
「恋は難しい…」なんてタイトルをつけていたり…(笑)
そういう部分があるんです。
彼女にとって、ある時からピアノを続ける理由が変わってきていた…
そう感じ、
と伝えて、即次のレッスンから辞めました。
親としては続けてほしい部分もありましたが、3年やったし、子供に合う合わないが見えてきたし、
本人の気持ちを聞けたので、逆にスッキリした瞬間でもありました。
その分、他の習い事を続けたい理由も見えてきましたしね。
子育てって時に思うようにいかないことも多くあります。
でも親の思い通りに行くのがいいわけではありません。
もちろんこちらで仕掛けは作りつつ、子供の気を盛り上げていくことはだいじですが、
あれ?なんか違う?
そう思ったときに、気づける。
ここも物凄い大事だと思います。
そしてその都度軌道修正していくのが、とにかく何より肝心。だから、親の私たちが気づける余裕を持てているかどうか。
ここだけは絶対忘れてはいけないと思っています。
そんな時に、今日ふと自分が、15年前に書いた、日記が出てきました。
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私が学生時代誓ったというか・・・
こういう大人になろうと思ったことがあった。
それは小さな子供が大切なことに一生懸命であることを、心から泣き、そして笑える大人になろうと。。。
確かに社会に出てから負うリスクは、子供にはないかもしれない。
でも同じ人間として、その人にとっての精一杯を尽くしてることに変わりはない。
そういう悔しさで幼い頃、よく泣いたりやるせない気持ちになったことがあり、私はその時に思った。
大人(という基準はどこでつけてよいかわからないけど)になっても、私はそういうことを理解できる大人になろうと。
子供が本当に大切なものを失った気持ちが「まー子供だから・・・」とか「まだまだだねーーー」ではなく…
人の悲しみ、人の喜び、人の怒り・・・・は比べるものではない。
その人にとっての最高の気持ちを踏みにじらない人間になりたい。
もしかしたら自分のほうが世間的に不幸であっても・・・幸せであっても・・・苛立つ立場にあっても・・・。
その人にとっては最高の感情なのだから。
最近そういうのを忘れていた!?自分がある。
でも私はずーーと思ってた。
今日をきっかけにまた思い出し、ちょっと日記に書いてみたりした。
みんなはどうおもうかな??
もしかしたらわたしがおかしいのかもしれない。
でもきっと小さい頃こういう大人になりたいっていうのはあったんじゃないかな??
なーーーんて久しぶりに心のうちを書いてみたり。
でも書き記さないと、毎日に追われて忘れてしまうこともありそうだから(*▽*)。。。
ずーーーっと子供のままでいたい訳ではない。
でも子供だから大人だからではなく、同じ人間として、お互いを尊重できる中でありたい。
私の理想はどんなに歳をとっても、子供を初め、自分より年下であっても、相手の持っているものを尊敬できる人。
って・・・独白みたいで恥ずかしいけど(●^^●)
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なんて当時26歳。熱く語っていました(笑)
よかった。今できている(笑)
子供も同じ人間。子供だって一生懸命考えて生きているんです。
だから大人の目線を持ちつつも、対等に向き合って、気持ちを読み取ってあげる。
そうすることで、家の中にもよりよい環境を作り上げることが出来るようになります。
子供もそれをわかってくれる家では、安心して、素直にすくすく育っていく…
それを物凄く感じます。
あなたもお子さんもご自身も心から笑顔になれる空間を作りませんか。
12月の子供が○○したくなる講座は、残2席になります。