整理収納アドバイザーさんとの違い
全く真逆なアドバイス
こんにちは。
ドアを開けた瞬間キュンとする景色をご提案。
インテリアコンサルタント 内藤 怜です。
一昨日お客様のお部屋診断をさせて頂いた際に、
衝撃的なことに気づきました。
それが、
整理収納アドバイザーさん目線と、私の目線ではアドバイスの内容が真逆
ということでした。
というのも…
アドバイスを終えた後、お客様に、
というお言葉を頂戴したんです。
ななななんと~
○○さんごめんなさい~
ちょっと心配になってしまいました。
確かにそうですよね。
最初に聞いたアドバイスを元に進めていたのに、
まさかの真逆の意見…
それは戸惑うのは当たり前だと思います。
では、具体的に何が違ったか。
というと…
「整理収納的には、極力物を少なく持ち、家具は一個の物を兼用する」
という考え方なんだそうです。
↑その考え方ももちろんわかります。
それとは違い、私は
「家具には基本、役割を明確にし、一つに絞る」
ということをお伝えしました。
例えば、割と多いのがダイニングで、食べてくつろいで、勉強して…
となさる方多いんですが、
これはインテリア的に!?というよりも、私の経験的アドバイスになるんですが、
そうなると、
ダイニングがごちゃつき始めるんですね。
つまり、ダイニングに、食事の物だけでなく、
文房具が置かれたり、
リモコンやら、ティッシュやら、時には爪切りやら綿棒に化粧品など…
ものが溢れ始めるんです
そうすると、他のスペースは有効的に使われず、スッキリしているのに、
ダイニングだけ、ごちゃつくという状況が生まれます。
つまり他の空間が生きなくなるんです。
でも、きちんと
ダイニングは食事するところ
デスクは勉強すること
リビングはくつろぐところ
と分類すると、
各スペースが友好的に使われ、空間に魂が宿ります。
毎日ときめく家づくりでは、ここを大事にしています。
しかしこうなると、確かに家具の量は増えますよね。
で、そこで皆さん懸念されるのが、
ということだと思います。
確かに床面積は置かないより置いた方が、狭くなるのは物理的にそうです。
でも…
実際の感じ方としては、各シーンがきちんと成り立つので、むしろ広く感じるという錯覚が起きる。
ということが起きてくるんです。
↑まさか~とよく言われますが、本当です(^_-)-☆
今回は、お客様のその時点での求めるイメージと、お悩みと、
実際に拝見した家を元にこのようにアドバイスさせて頂きましたが、
もちろん、
私が正解
ということが言いたいのではありません。
ここで肝心なのは、
お客様自身がどう過ごしたいか。ここを踏まえたうえで、どちらがいいか。
というのが、大切になってくるということです。
今回のお客様の件に限らず、世の中には、いろんな情報が溢れています。
どれもきちんと検証されたものであれば、ものすごく貴重な内容になります。
今回についても、
お部屋を心地よくしたい。
その願いをかなえるにおいては、どちらの方法も正解です。
でもその心地よいの先にあるものは違ったりするんですね。
物事悩んでいる時は、つい目の前のことを解決したくなるものですが、
でもそれらを取り入れる前に
自分自身は、どのゴールに行きたいのか。
ここをあいまいにしておくと、やはり頑張ったのに、
あれ???なんか違う。
となる可能性は高いです。
なので、皆さんにもぜひ家を通じてどんな暮らしをしたいか。
未来を手にしたいか。
ここを改めて考えたうえで、あなたにとって心地よい家の形を見つけてほしいな
と思います。
さて、そしてそして…
9月11日久しぶりにリアル講座を開催します。
宜しければ遊びに来ませんか。
あなたがまだ見ぬときめく空間を手にする方法を惜しみなく伝授しますよ。